リリース不具合修正機能改善

失敗した操作が「成功」に見える問題を解消しました

アップデートをリリースしました

画面に表示された結果を、そのまま信じられること。そして、メンバーが意図せず組織から締め出されないこと。日々の操作の土台になる部分を整えました。

⚠️ 失敗した操作が、失敗として分かるように

これまで、操作がサーバー側で拒否されても画面に何も表示されず、成功したときとまったく同じ動きをする箇所がありました。実際には反映されていない変更が、完了したものとして見えていたことになります。

とくに影響が大きかったのが次の 2 つです。パスワードの再設定では、実際にはパスワードが変更されていない場合でも「パスワードを再設定しました」と表示され、そのままログイン画面へ移動していました。サブスクリプションが失効した状態でのプロダクトバックログアイテムの編集では、保存されていないにもかかわらず、保存できたように表示されていました。

今回のアップデートで、これらは失敗した理由が画面に表示されるようになりました。表示された結果と実際の状態が食い違うことはありません。

API キーの作成・失効も同様です。これまでは失敗しても何も表示されず、ダイアログが応答しなくなったように見えていましたが、理由が表示されるようになりました(作成の失敗はダイアログ内に、失効の失敗はダイアログを閉じたあとの通知として表示されます)。あわせて、パスワード再設定の失敗時に同じメッセージが 2 回表示されていたのを、1 回に整理しています。

💬 エラーの内容と次に取る操作を、ご利用の言語で

エラーの種類を判定する処理が内部の形式と合わなくなっており、実際の操作では判定が行われないまま、サーバーが返す英語のメッセージがそのまま表示されていました。プラン制限に達したとき、認証が切れたとき、通信に失敗したときのいずれも、本来用意されていた案内が表示されていませんでした。

今回のアップデートで、エラーの種類に応じた説明と次に取るべき操作が、ご利用の言語で表示されるようになりました。

  • プラン・機能の制限に達したとき — 英語のメッセージではなく、アップグレードを案内するメッセージが表示されます。
  • 認証の期限切れなど — 再ログインへの導線が示されます。
  • 通信に失敗したとき — 再試行を促すメッセージが表示されます。
  • パスワード再設定リンク・招待リンクが使えないとき — 無効・期限切れ・試行回数の上限に達しているといった状況の説明が表示されます。次に取る行動は経路ごとに書き分けており、パスワードの再設定ではメールの再送を、招待では管理者への再送の依頼をご案内します。

また、これまで「保存に失敗しました」といった汎用の文言や英語のメッセージに落ちていた操作でも、状況に応じた案内が表示されるようになりました。組織アカウントの削除、プロダクトゴールやスプリントゴールの編集、プロダクトバックログアイテムの詳細操作と AI による生成、レトロスペクティブの AI 分析、タスクの作成と詳細操作、スクラムチームの作成、スプリントの編集、ユーザー詳細の操作が対象です。

なお、これらはいずれも画面表示の修正で、サーバー側のエラー内容や処理そのものは変わりません。

🔐 メンバーのアカウント状態を変更できるのは、組織のオーナーだけに

管理画面のユーザー詳細では、オーナーかどうかにかかわらずアカウント状態を変更する操作が表示されており、オーナー以外のメンバーでも画面から同僚の利用を停止・再有効化できる状態でした。悪意がなくても誤操作で同僚を締め出すことができ、締め出されたことに気付くのは、対象のメンバーがログインできなくなってからでした。

今回のアップデートで、他のメンバーのアカウント状態(停止・再有効化)を変更できるのは組織のオーナーだけになりました。オーナー以外のメンバーが見る場合、およびご自身の詳細を開いた場合は、現在の状態がラベルとして表示されるだけになり、変更する動線はありません。同様に、他のメンバーの氏名や画像を変更できるのもオーナーだけになりました。ご自身の氏名・画像の変更は、これまでどおりすべてのメンバーが行えます。なお、ご自身のアカウント状態は、オーナーであっても変更できません。

メンバー一覧・詳細の閲覧、招待、ユーザーの作成は、これまでどおりすべてのメンバーが行えます。制限したのは画面への到達ではなく、画面内の個別の操作です。

あわせて、組織を管理できる人がいなくなる操作は受け付けなくなりました。サインインできるオーナーが常に 1 人以上残るようにするための制限で、ご自身が唯一のサインインできるオーナーである場合、その状態を崩す操作はできず、理由が画面に表示されます。停止中のオーナーはサインインできないため、この人数には含まれません(そのため、停止中のオーナーからオーナー権限を外す・組織から削除するといった操作は、これまでどおり行えます)。分かりにくいのは、共同のオーナーが停止中で画面上はオーナーが 2 人に見える場合です。このときもサインインできるオーナーはご自身だけなので、ご自身のオーナー権限を外すことはできません。

このほか、次の不具合を修正しました。

  • ユーザー詳細でオーナー権限の切り替えが操作できなかった問題。
  • ユーザー情報の保存が実際には失敗していても、成功したように表示される問題。プランの上限人数に達した状態で停止中のメンバーを再有効化しようとした場合など、保存できなかったことが画面上で正しく分かるようになります。
  • オーナー権限の変更やメンバーの削除が失敗した際に、操作の種類だけを示す一般的なメッセージが表示されていた問題。「他にログインできるオーナーがいない」といった理由が表示されます。
  • オーナー権限の変更や、招待したメンバーが承諾して氏名を登録した内容が、ユーザー一覧を開いている他のメンバーの画面に反映されない問題。

なお、利用の停止は組織単位です。複数の組織に参加しているメンバーの利用を停止した場合、その組織からは締め出されますが、他の組織には引き続きサインインできます。他の組織のユーザーを操作できない点は、これまでと変わりません。

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